
8月も終わりに近づき、季節の移り変わりに少し寂しさを感じる今日この頃です。
さて、本日は就職活動で誰しもが一度は苦労する、『志望動機の作成ポイント』について少しご紹介したいと思います。
志望動機に正解はある?
就職活動で必ず必要になる志望動機は、当然ながら企業も重視しています。
しかし、どういったものが正解か、多くの人が悩むところでもあります。
もちろん、志望動機に100%の正解はありませんので、会社を志望する理由は自由です。
ただ、「これを言うと響かない」「評価されない」といったパターンは存在します。
これは一般求人でも障がい雇用求人でも同様です。
作成のポイントを理解し、志望動機を常にブラッシュアップしていくことが、就職活動の成功のカギとなります。
評価されづらい志望動機とは?
例文①
貴社は、〇〇での植林事業や、〇〇の貧困層の支援など、社会支援事業にも力を入れておられます。貴社でなら仕事を通じて社会貢献できると思い、応募しました。
評価されづらいポイントは・・?
企業の本来の目的は利益を上げることであり、社会貢献が目的ではありません。
企業が欲しい人材は、そのビジネスに情熱を持っている人です。
社会貢献したいというだけでは動機が曖昧であるため、仕事への熱意が伝わりづらく、評価もされづらくなります。
例文②
貴社の業務は、お客様に合わせたサービスを提供する必要があり、知識量や対応力が問われる仕事だと思います。その環境に身を置くことで自己成長できると考え、非常に魅力を感じています。
評価されづらいポイントは・・?
一見すると向上心があるように見えますが、自己成長することはどの会社の、どのようなビジネスでも可能であるため、その会社を志望する動機としては「弱い」ということになります。
また、企業は成長したい人が欲しいのではなく、企業を成長させてくれる人材を求めています。
例文③
貴社のOBやお客様にお話を伺った際に、常に顧客目線でサービスを提供する姿勢に非常に感銘を受けました。そのような方と一緒に仕事がしたいという思いから、貴社を希望しました。
評価されづらいポイントは・・?
仮に入社しても、確実にその人と一緒に仕事ができるとは限りません。
また、一緒に仕事ができても、「その人が異動したら、モチベーションが下がってしまうのではないか?」といった不安を与えてしまいます。
人に惹かれるという憧れは伝わりますが、あくまで志望動機のコアは仕事や事業への熱意が伝わるものにする必要があります。
これらはあくまで一例ですので、企業の業種や採用担当の裁量によっても、評価されるポイントは変わってきます。
その為、志望動機を作成する上で重要になることは、『いかに客観的な根拠をもって説得力のあるものにするか』といったことになります。
今回のご紹介はここまでとなりますが、説得力のある志望動機を作成するためには3つの抑えておくポイントがあります。
他にも就職活動の成功させるための知識やポイントは多くありますので、気になる方は過去のブログを参照ください。
▼過去のブログ
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