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執筆者の写真ozaki toshiharu

自信の持ち方 



一般就労に向けてサポートさせて頂く中で、「自分を認められない。」「何かに挑戦することを躊躇ってしまう。」といった訴えを、しばしば伺うことがあります。


 

これはセルフエスティーム(自尊心)が低いことが原因であり、目の前の可能性に気づかない、人から褒められても自分のこととして認められない、といったデメリットが生じてしまう状態にあります。

 


だからといって、セルフエスティームが低い人に対して「自信を持とう!」「自分のことを好きになろう!」と言っても、自分を肯定できていない状態にあるため効果はありません。

 


セルフエスティームを高めるためには様々な方法がありますが、これまでのブログでも何回か書いているように、自己受容することが最も大切です。

 


自分の長所だけでなく短所も受け入れることで、自分の価値を認める、自分を価値ある人間だと認めることができるようになり、自然とセルフエスティームも向上していきます

 


そのためにはセルフコンパッション(自分に対する思いやり)が重要になりますが、セルフコンパッションが低く、自尊心だけが高いといった状況で自信を強く持っていても、反対に健康状態に悪影響を及ぼしてしまいます

 


テキサス大学のウイリアム・スワン教授の研究によると、自分の夢を語った被験者にオブザーバー(観察者)がポジティブな評価とネガティブな評価を下した際、自尊心の高い人はネガティブなフィードバックに対して防衛的になるとされています。

 


つまり、自尊心が高い人はポジティブな評価に依存する傾向にあり、これにより自己への認識が歪んでしまう可能性が高くなります

 


そのため、他者との関係において人を見下し、あるいは自分を卑下することによって、関係を悪化させるといった事態が生じやすくなります。


 

また、何か成功し続けることができていれば問題ありませんが、失敗したときに自尊心が崩壊しやすいため、メンタルヘルス不全に陥りやすくなってしまいます。


 

もちろん、自尊心が低すぎるのも人間関係の構築を難しくしたり、体調不良の原因となってしまうため、正しく理解しておく必要があります。

 


今回のご紹介はここまでとなりますが、My Pieceおだわらではメンタルヘルスを維持するための様々なプログラムがあり、プログラムだけでなくスタッフとの面談を通じて、安定就労に必要なセルフケアスキルを身につけることができます。

 


このほかにもどのようなサポートが受けられるかもっと知りたい、またはオフィスの雰囲気を見てみたいなど、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

 

 

~お互いの違いを認め合い、自分らしく活躍できる社会をつくる~

一般社団法人マイ・ピース

就労移行支援事業所/就労定着支援事業所

My Pieceおだわら

TEL:0465-20-4640

 

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