「自分らしさ」と「自分勝手」の違い
- ozaki toshiharu
- 2月21日
- 読了時間: 3分

普段の生活において困難な状況に陥ったり、病気などに罹患して
社会生活を送ることが難しくなったときなど、「自分らしくない」
と感じたことはありませんか?
人は息苦しさを感じたとき、無理をしているときは、違和感や
不快感を抱くため、「自分らしさ」が失われてしまうからです。
しかし、「自分らしく生きよう」としたとき、「自分らしさ」と
「自分勝手」を混同してしまう場合があります。
「自分らしさ」とは、自分の価値観に忠実でありながら他者と
比較せず、周囲との調和を大切にすることをいいます。
一方で、「自分勝手」とは、自分の希望や快適さを最優先にして、
周囲の意見や気持ちを無視することです。
周囲というのは他者だけでなく、環境や物、社会的立場など、
全てのことを指しますので、これを理解していないと、「自分
らしく生きよう」としたときに、躓きが生じてしまいます。
「自分勝手」にしているとき、多くの人は周囲に対して尊大に
なっている場合があります。
つまり、「偉そうにしている」「開き直っている」「驕っている」
といった状態にあると言えます。
そんな人は中々いないように思うかもしれませんが、幼いとき
から「自分が言ったことを家族(両親、姉弟、祖父母など)が
何でも聞いてくれる環境」にあった場合、「自分は何をしてもいい」
といった考えが無意識に定着してしまいます。
「家族からダメと言われた経験がない」といった人は当然ですが、
「結果的に自分の思い通りになっていた」といった経験をしている
人も要注意です。
「その場では欲しいものを買ってくれなかったけど、後で買って
くれた」などの経験が多いということは、結果的に自分の思い
通りになった経験をしていることになります。
しかし、本人は「自分の思い通りになった」と自覚できていない
ケースがほとんどです。
そのため、自分勝手な行動をしていることを認識しづらく、
他者から指摘を受けたときに、「そんなつもりはなかった。」と
いった発言が目立ちます。
「自分らしく生きる」ということは、自分の価値観を大切に
すること、周囲との関係を尊重することの両方が含まれます。
自分自身を尊重しながらも、周囲への思いやりを持つことで、
自分らしく生き生きと過ごすことができるようになります。
今回のブログはここまでとなりますが、My Pieceおだわらでは、
一人ひとりの「自分らしさ」を大切にしながら、「自分らしく
働く」ためのサポートを大切にしています。
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