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他人から100%の「共感」を得ることは不可能?

  • 執筆者の写真: ozaki toshiharu
    ozaki toshiharu
  • 12 分前
  • 読了時間: 3分
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現在の社会では「多様性」が重視されていますが、

その分自分と考え方が違う人や、自分にとって好ま

しくない人と接触する機会も増えています。

 


そのためにも、 「他人と自分は違う存在である」こと。


 

つまり、自分と他人の境界を明確に認識して、認知的

共感を持って人と接することが重要です。


 

認知的共感とは、相手の感情をまるで自分の感情のよう

に感じる情動的共感とは異なり「他者の視点を理解し、

その感情や思考を理解する能力」を指します。

 


そのためは、論理的に考える力や自分と他人の境界を

明確に認識できている必要があります

 


複雑な広がりを見せる社会の中で、情動動的共感のみで

人と繋がろうとすることは、異なる価値観を持った人を

排除しようとしたり、身内びいきが強くなってしまうなど、

様々な問題が生じてしまうため非常に危険です。


 

正しく共感するとは、その人が何故その考え方や判断を

するかを知ることであり、そのときの感情やその意味を

知ることです


 

しかし、これらはその人の素質や経験によってできたもの

であり、ある意味その人だけに備わった「主観的な世界観」

とも言えます

 


そのため、他人が完全に理解することはできません

 


だからこそ、理解しようと努め、相手にそのことを伝える

ことが、良好な関係を築くためのポイントになります。


 

正しく共感できると他人を理解するだけではなく、自分の

長所や短所も認識できるようになるため、「人はそれぞれ」

と本心から思えるようになります。


 

また、他者の長所や短所が見えても当然だと思えるように

なり、自分と異なる価値観や性格、願望なども共感できる

ようになります

 


自分と他人の境界を明確にし、 「100%共感することは

あり得ない」 といった考え方を持つことが、本当の意味で

親密な関係を築く第一歩になります


 

今回のご紹介はここまでとなりますが、My Pieceおだわら

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一般社団法人マイ・ピース

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TEL:0465-20-4640

 

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