皆さんは困ったとき、周囲に助けを求めることができていますか?
特に仕事においては、「自分の仕事は自分でするべき」といった考えから1人で抱え込んでしまったり、「仕事ができないと思われるんじゃないか」「周りに迷惑をかけたくない」といった考えから思い悩み、精神的な不調をきたしてしまう人も少なくありません。
しかし、仕事は自分一人でやるものではありません。
そして、助けを求めることは甘えではありません。
自分一人で抱え込み、助けを求められないことの方が企業にとっては大きなリスクであり、個人としてもそのような仕事のやり方を長く続けることはできません。
そのため、「一人で仕事を抱え込む」ではなく、「周りに頼りながら、チームで成果を出す」といった考え方を持つことが大切です。
とはいえ、人に助けを求めることに抵抗感や苦手意識をもっている方も多いと思います。
そこで、今回は相談するためのコツをいくつかし紹介していきたいと思います。
チームの仲間を巻き込むことを意識する
助けを求めることは、単純に「自分の仕事を変わってもらうこと」ではありません。一人では解決が難しい仕事や未経験業務などは、上司や経験がある仲間からアドバイスを受けることで、チームの成果につなげることができます。
一度で完璧なものを出そうとしない
仕事の完成度が10段階あるとしたら、あなたはどの段階で提出または共有しますか。可能な限り10割を目指してギリギリまで完成度を求める人もいるかと思いますが、提出期限間際になって方向性の違いに気づく、大量の修正が必要となるといったことを考えたらどうでしょうか。可能な限り早い段階で共有することで、後々の大きなトラブルを未然に防ぐことができますので、進捗状況を適宜共有することが大切です。
困りごとを「言語化」する
皆さんは困りごとがあった際、「何に困っているか」を端的に相手へ説明できますか。また、相手に「何をしてほしいか」を具体的に表現することができますか。私たちは仕事だけでなく、日々の生活においても、ついつい曖昧な言葉を使いがちです。具体的に説明することができれば、適切に相手へ助けを求めることができますので、「言葉にしてしっかりと伝える」といったことを日々意識するようにしましょう。
今回のブログはここまでとなりますが、My PieceおだわらではJSTなどのコミュニケーションプログラムをはじめ、的確に相談するためのスキルを身につけられるプログラムを提供しております。
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