仕事に就いたときは余暇をいかに上手に過ごせるかが、
体調を崩さずに働き続けるためのポイントになります。
つまり、安定して働き続けるためには、余暇の過ごし方
にかかってくるとも言えます。
余暇というと一般的に休日を思い浮かべますが、平日の
仕事から帰ってきた後も余暇の時間です。
そのため、休日や平日を含めた「ワークライフバランス」
を意識することが大切です。
「ワークライフバランス」とは、人それぞれの希望に応じて
「仕事」と、趣味や子育て、親の介護などの「仕事以外の生活」
の調和がとれ、その両方が充実している状態をいいます。
私生活が充実していると、人脈やスキル、アイデアなどが増え、
それらが仕事の質や効率を高めることにつながるといった、
相乗効果を生み出します。
余暇の過ごし方は大きく分けて3つあり、「リフレッシュ」
「リラックス」「自己啓発」に分かれます。
また、余暇の時間では、仕事中ではできない効果の高い
ストレスコーピングを実践することができるため、多くの
コーピング方法を持ち、実践できているかが安定して働き
続けていくための1つの要素となります。
「仕事」というと、つい「生活のため」といった考えにいき
がちですが、仕事は自分のやりたいこと、なりたい自分を実現
するための「手段」でもあります。
だからといって、余暇を優先して仕事に影響が出てしまうと、
企業からネガティブな評価を受ける、職場に居づらくなる
といった大きな要因になってしまいます。
当たり前のことを言っているかもしれませんが、これまで
就職のサポートをさせていただいてきた中で、「遊びに行く
ことはできるけど、訓練は休んでしまう」といった人が
一定数いるのも事実です。
もちろん、人それぞれ価値観は異なりますし、何を優先する
のかも人それぞれ自由です。
しかしながら、「体調が良くならない」「就職に向けて上手く
進んでいない」といったことなどが続いている人ほど、
辛さから回避するために余暇を優先しまう傾向にあります。
当然、時には辛さを回避することは必要なことであり、回避する
こと自体が悪いわけではありません。
しかし、余程のことがない限り、回避し続けたままでは問題が
解決することはありません。
私たちは生きていくうえで様々な問題に直面します。
問題を解決していくためには辛いことや、苦労を感じることも
当然ありますので、余暇の時間で英気を養ったり、気分転換する
などしてモチベーションを維持していくことが必要になります。
問題解決に向けて取り組む時間と、余暇に充てる時間のバランスを
しっかりと考え、実践していくことが、就職や働き続けていくために
大切なポイントになることを覚えておきましょう。
My Pieceおだわらでは、仕事を通じて皆様の「やりたいこと」
「なりたい自分の」実現に向け、全力でバックアップしています。
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