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執筆者の写真ozaki toshiharu

人は矛盾した考えを持つ生き物



ダイエットしたいのに、美味しいものを食べたい。

 


身体に悪いと分かってるけど、タバコがやめられない。


 

面倒だけど、友人から頼まれたから断れなかった。


 

このように、自分の中に2つの相反する考えがあると、人は

ストレスを感じます

 


これを認知的不協和といい、誰しもが日常的に経験している

ものです。


仕事においては、「やりがい」を理由にブラック企業で働き

続けてしまう、自分より年下の人が出世しているのを良く

思えないといったことなどがこれにあたります。


 

認知的不協和は日常的に起こるため、上手く対処できないと

体調を崩す要因となってしまいます。


 

それでは、この相反する2つの認知が生じたとき、どのように

対処していけばよいのでしょうか。


 

有名な方法に、「すっぱいブドウ」「甘いレモン」という話が

あります。

 


これは、「古い認知を否定して、新しい認知を否定する」「新しい

認知を否定して、古い認知を肯定する」という方法になります。


 

「すっぱいブドウ」については、食べたくともブドウが手に入ら

なかったとき、そのブドウを「すっぱいに違いない」と考えるこ

とで、「手に入らなかった事実を」肯定します。

 


また、「甘いレモン」についても、本当は別の甘い果実が欲しかっ

たが、手に入れられなかった時に「このレモンは甘い」と考える

ことで、ネガティブな現状を肯定するといった考え方になります。


 

一見極端な考え方のように思えますが、仕事で結果がでないときなど、

「上司の教え方が悪い」「誰がやってもこの程度」などといった形に

考え方を変えることで、ストレスを軽減することができます。

 


多くの人はストレスをため込まないよう、認知的不協和を感じた

時に無意識に解消を図っています。


 

ストレスを解消できていることは良いことですが、常にこの状態

にあると、「成長できない」「常に何かのせいにする」といった、

新たな弊害が生じてしまう場合がありますので、上手に使っていく

ことが大切です。

 


今回のブログはここまでとなりますが、My Pieceおだわらでは、

メンタルヘルスを維持するための様々なプログラムがあり、スタ

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~お互いの違いを認め合い、自分らしく活躍できる社会をつくる~

一般社団法人マイ・ピース

就労移行支援事業所/就労定着支援事業所

My Pieceおだわら

TEL:0465-20-4640

 

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