人間関係を良くするための大きなポイントに、相手の話を傾聴することがあげられます。
傾聴とは相手の話を否定せずに受け止め、共感的に理解することを指しますが、言い換えれば相手を知ろうとすることでもあります。
積極的な傾聴は、相手に対する肯定的な関心をよせる態度であり、次のような目的があります。
・相手の話している内容を知り、意味を理解する。
・内容を知り、意味を理解するために、言葉の背景にあることを知り、理解する。
・言葉の背景にあることを知り、理解するために、その人を理解する。
・その人を理解するために、どのようなことを大切にしているか知る。
・・・など
傾聴するためのポイントは4つほどありますが、傾聴力を高めるためには「まず自分の声を聴くこと」が大切になります。
自分の声を聴くとは、自分の考え、意識、感情を知ることです。
なぜ、自分の考え、意識、感情を知ることとは傾聴力を高めることにつながるか＿。
それは傾聴力と自己認識スキルは補完し合う関係にあるからです。
自己認識が深まるほど、他者への認識も深まります。
自分と他者の違いを知り、受容できたうえで思いやりの心を育むことができれば、コミュニケーション力は飛躍的に向上します。
その始まりが「傾聴」になりますので、傾聴力は人間関係を良くするうえで最も重要であるということが分かりますね。
今回のご紹介はここまでとなりますが、My Pieceおだわらでは対人相互関係や社会相互関係を適切に構築するための様々なプログラムがあり、プログラムだけでなくスタッフとの面談を通じて、安定就労に必要なソーシャルスキルを身につけることができます。
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